教育事業

Local Reportage 03

自分自身のターニングポイントになった教育事業。
子どもたちから学んだ「挑戦」することの大事さ。

小学生時代に参加した国立立山青少年自然の家の教育事業に、大学生ボランティアとして参加する渡邊さん。子どもたちから学びを得られた課外活動について話を聞きました。

Reporter

子ども育成学部 3年
渡邊 宗一郎さん

ボランティア活動に打ち込む傍ら、映像の編集と茶道が趣味。人を笑顔にする仕事に就きたいと思っている。

課外活動について

子どもたちと活動を通して触れ合うことで
とても充実感を感じられている。

「現在、国立立山青少年自然の家の教育事業にボランティアとして参加しています。子どもたちとキャンプや活動を通して触れ合うことに、とても充実感を感じられています。この事業は僕が小学生のころに参加経験があったこともあり、自分が大学生になったとき、ボランティア側として小学生を見守る立場になってみたいと思ったのが参加のきっかけでした。自分が小学生のときに出会ったボランティアの皆さんをとても尊敬していましたので、当時の子どもだった自分との関わり方や指導の姿勢を思い出し参考にしながら実践に生かしています。」

活動を通して得た学び

目の前に楽なことと苦しいことがあれば
苦しい方を選んで挑戦するように。

「子どもたちからは、挑戦することの大事さを学びました。昨年参加した長期キャンプでは、海抜0mから立山の山頂まで自分の足だけで登ることをテーマとしたものがあったんです。子どもたちが一つの目標を達成するために汗を流しながら進む様子は、チャレンジャーの姿そのもの。かっこ良かったです。仲間と励まし合いながら目標に向かい続ける姿勢を見ていると、自分自身もまだまだ挑戦しなければいけないという気持ちにさせられました。それ以来、目の前に楽なことと苦しいことがあれば苦しい方を選んで挑戦するようになりました。」

研修を終えた感想

かけがえのない時間を豊かで実りある時間にするため、
今後もさまざまな知識を深めていきたい。

「同じボランティアに参加していた先輩からは、本当に多くのことを学ばせていただくことができました。先輩たちはみなさんボランティアに対する思いが熱く、自然に関する知識も幅が広い方ばかり。子どもたちとの関わり方に関しても見習う点が本当に多かったです。そんな尊敬する先輩方に自分も近づきたいという気持ちが強くなりました。自分と同じように、今ボランティアとして参加するキャンプが、人生のターニングポイントになる参加者もいると思います。かけがえのない時間を豊かで実りある時間にするため、これからもさまざまな知識を深めていきたいと思っています。」

富山国際大学へ進学を考えている人へ

新しいことに参加するのは勇気が必要だけど、
それは必ず自分のターニングポイントになる。

「なりたい自分になれる大学。自由な校風のおかげで、ボランティア活動も自由に参加できています。地域活動に参加するハードルは、はじめは少し高いと感じられるかもしれません。自分も初めて参加するキャンプではいろいろな不安が入り混じっていたことを思い出します。ただ一度参加してみると、同じ志を持ってボランティアに入ってきた仲間と仲良くなることができる上、何よりも夢中で挑戦しようとする子どもたちを間近で見守ることができます。これほど充実感のあるボランティアは他にはなかなかないと感じています。新しい活動に参加するのは少しの勇気が必要ですが、必ず自分のターニングポイントにもなると確信しています。」

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