Contemporary Society

現代社会学部

教員紹介

上坂 博亨

UESAKA Hiroyuki
役職 教授
所属専攻 環境デザイン専攻
専門分野 地域エネルギー学/環境情報学
主な担当授業 資源エネルギー論/環境計量/環境デザイン資格演習
所属学会 情報処理学会/日本環境教育学会/エコテクノロジー研究会/農業農村工学会/日本環境科学会
地域での活動

1.全国小水力利用推進協議会(代表理事)
2.山県小水力利用推進協議会(副会長)
3.(一社)でんき宇奈月プロジェクト(副理事長)
4.(一社)環境市民プラットフォームとやま(代表理事)
5.NPO 法人エコテクノロジー研究会(理事)
6.環境教育学会中部支部役員
7.富山県環境審議会環境基本計画小委員会委員
8.富山県教育 DX 推進会議委員
9.とやま 21 世紀水ビジョン推進会議委員
10.富山市 SDGs 未来都市戦略会議副委員長
11.南砺市ゼロカーボンシティなんと推進会議委員長
12.南砺市環境審議会委員長
13.南砺市桜が池アクションプラン改訂協議会委員長
14.魚津市ゼロカーボンシティ構想協議会委員長
15.立山町地球温暖化対策実行計画策定委員会委員長
16.小矢部市ゼロカーボンシティ推進市民会議委員長
17.氷見市脱炭素化推進協議会委員
18.国土交通省北陸圏広域地方計画有識者懇談会委員

プロフィール 1957年福井県生まれ。1980 年筑波大学第二学群生物学類卒,1987 年筑波大学理学博士,富士通株式会社入社,2000 年富山国際大学地域学部助教授,2003 年フランス・欧亜ビジネス管理学院客員教授,2004 年から地域学部教授。2009 年より子ども育成学部教授。2013年より現職。

専門ゼミのテーマ・活動内容

こんな人材を育てたい! 環境とエネルギーの視点を通して、地域の人たちとコミュニケーションしながら地域を理解し、地域の持続性を考えていける人材の育成を目指しています。富山県の地域に眠る豊富な資源をじょうずに使って、忘れかけた豊かな地域社会を再現していきましょう!
専門演習Ⅰの紹介
(3年ゼミ)
4年生になってからの本格的な研究に備えて、3年次には地域環境に関する基礎的理解を深めていきます。また夏休みなどには4年生と一緒に宇奈月温泉などの現場に出かけ、地域の観察や住民の皆さんとの交流・対話を通して地域理解を深める予定です。
専門演習Ⅱの紹介
(4年ゼミ)
富山県の重要な観光地である宇奈月温泉は、小水力発電や電気自動車を使った「低炭素型温泉観光リゾート」を目ざして活性化しています。卒業研究ではこの地域におけるスローモビリティーゾーンの形成可能性や自動車によるCO2排出量の推定などを通して、地域環境の実態調査や提言などを行います。
また、富山市八尾町の桐谷地区において、山間地集落のエネルギー消費量の調査、および小水力発電や森林バイオマス資源の活用によるエネルギー自給を目指した調査を卒業研究として行っています。LPガスを利用した熱と電力の自給についても調査をすすめ、エネルギーコストの大幅削減の可能性が見出されました。

4年ゼミ生(宇奈月温泉での車両速度測定)

研究活動

研究テーマ ①小水力と電気自動車を活用した低炭素型観光地の形成
②小水力と地中熱を活用した分散型農村エネルギー自給構想に関する研究
主な研究の内容 我が国で最も有望な再生可能エネルギーの一つである小水力エネルギーの活用を促進し、直面するエネルギー問題と温暖化対策、集落再生とエネルギー自立に対して、地域が主体的解決能力を発揮できるメカニズムの創出を目指す。また一つの具体策として地域適合性の高い電気自動車や地中熱ヒートポンプとの組み合わせによるエネルギー自給型地域社会システムの検討を行っている.

主な著書・論文・学会発表・講演等

著書 小林久・堀尾正靱・上坂博亨他(共著)、地域分散エネルギーと「地域主体」の形成、科学技術振興機構社会技術研究開発センター「地域に根ざした脱温暖化環境共生社会」研究開発領域地域分散電源等導入タスクフォース,(2011)
論文 上坂博亨・垣内優也,「富山県の過疎集落におけるエネルギー消費とその自給可能性~富山市八尾町桐谷地区における予備調査~」,富山国際大学現代社会学部紀要7,pp161-168,(2015)
水林義博・上坂博亨,「電気軽トラックを活用する農村のためのバッテリー交換ステーションの最適配置方法に関する研究」,富山国際大学現代社会学部紀要6,pp217-227,(2014)
上坂博亨,「バッテリー充電と地中熱ヒトポンプを併用するための小水力発電用電力制御回路の設計」,富山国際大学子ども育成学部紀要4,pp161-167,(2013)
宗村正弘・上坂博亨・他,「地域活性化のための低速8輪電動コミュニティーバスの開発と運行試験」,自動車技術,Vol.67,(2013)
学会発表・講演等 Hiroyuki Uesaka, “Local Energy Production for Local Consumption Using Micro Hydro Power”, 43rd International Symposium on Multiple-Valued Logic, Toyama, Japan, May 21-24, (2013)

出講プログラム情報

出講可能日 金曜日 (その他の曜日はご相談に応じます)
地域社会出講プログラム
講義テーマ例
1)「地域から始める小水力発電」
2)「家庭から見直す省エネルギーと節約」
3)「欧州にみる再生可能エネルギー利用の新しい形」
高校出講プログラム
講義テーマ例
1)「もう待ったなし!地球温暖化は今後どうなる?」
2)「電気自動車100%のスイスの街に行ってきた!」
3)「環境先進国デンマークの再エネ利用はこんなに進んでいる」
  1. 上坂 博亨
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