Business Administration and Information Science
4年間の学び
経営に関しては、企業や行政など組織体の維持発展や革新のために必要な知識を学び、情報に関してはデータサイエンスの基礎から応用、情報システム・情報マネジメント・情報セキュリティなど広範な情報技術を学びます。
カリキュラム
経営情報専攻 学びのカリキュラム(2024年度入学生)
※カリキュラムは入学年度により異なる場合があります。1年次の教養科目や経営情報概論で経営情報の基礎を学んだ学生たちが、2年次から経営情報専攻の扉を開きます。経営情報専攻ではどんな4年間を過ごすのか、学びのステップを確認してみましょう。
実習について
「経営情報実習」の例
テーマ:経営コース「企画から販売まで、自ら手がける産官学連携事業」
経営の知識を応用し、地域企業や自治体と協働事業に取り組む実践型の授業です。産学連携の商品開発では、調査・企画提案・商品開発・発注・納品・事後調査の一連の流れを学生主体で行います。自治体とのフリーマーケット事業でも、企画・広報・商品管理・販売・会計を学生が手掛けることで、経営の全体像を学びます。
テーマ:情報コース「課題解決に生かすデジタル技術を学ぶ」
少子高齢化や人手不足、地方の過疎化など様々な社会課題を解決するため、AI(人工知能)やIoTなどデジタル技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)が進められています。実習では、チャットボットの開発、3Dモデルの実装、データの可視化など複数のテーマを設定し、各自が興味をもつ技術的な課題に取り組みます。
卒業論文
卒業研究テーマの例
ゼミごとのテーマに即した調査研究を行い、4年次に卒業論文を提出。また、卒業研究発表会において口頭発表を行います。
画像生成AIの普及とその課題の考察
五十嵐 和貴
2023年度卒業生ChatGPTなどの生成AIの活用に関するニュースを多く見かけますが、その中でも比較的普及が遅れている画像生成AIにはどのような課題があるのか、利用することでどのような業務の効率化ができるかに興味を持ち、このテーマを選びました。取り組む中で、全体でどのような作業があり、その作業にどの程度時間がかかるのかを把握してから取り組むなど、全体の流れを考えてから着手することが大事だと感じました。
富山市の居住誘導政策の現状と課題
植野 愛結
2023年度卒業生3年次に「富山県青年会議」や「富山未来会議」に参加し、さまざまな世代の方たちと富山県について考える地域活動を行いました。そこでの経験を基に、富山市の政策のひとつであるコンパクトシティ政策の居住誘導に目を向け、このテーマを選びました。過去の論文やインターネットで調べることも大事ですが、実際に市の都市 計画課の方に取材をしてわかったことも多く、生の声を聞くことの大切さを実感しました。この研究で、多角的な視点から物ごとを考える力が身についたと思います。