子ども育成学部 子ども育成学科
小学校教育分野
Elementary School Education小学校教諭になるための教養や実践力を
模擬授業や教育実習を通して学びます
小学校外国語教育にも対応します
この分野を学ぶことによって、卒業と同時に小学校教諭一種免許状を取得することができます。これは富山県の私立大学では唯一であり、小学校教諭になる夢を実現した先輩たちが次々に誕生しています。「小学校の先生になりたい!」という熱い思いに、豊富な教職経験や専門知識をもつ教授陣が応えます。英語教育など今日的な課題についても学びを深めます。夢を確かな目標に、仲間とともに力強く歩んで行きましょう!
取得を目指す免許・資格
富山県内の私立大学で唯一
小学校教諭一種免許状取得が可能
国公立、私立の小学校で教諭として働くために必要となる免許状です。子ども育成学部で小学校教育に関する科目の単位を取得することで、卒業と同時に小学校教諭一種免許状を取得することができます。
免許取得実績
小学校教諭一種免許状
2025年3月卒業生101名中
60名
(59.4%)
複数の免許・資格取得例
小学校教諭をめざしたい
小学校教諭
免許取得
幼稚園教諭・保育士
免許・資格取得
保育所・幼稚園から小学校へのスムーズな移行、小1プロブレム(小学校の教育に1年生が対応できない問題)への対応として、幼稚園教諭免許状や保育士資格を併せ持った保・幼・小の連携に強い教員が求められています。
スクールソーシャルワーカーをめざしたい
社会福祉士
資格取得
小学校教諭
免許取得
社会福祉士資格と小学校教諭免許状を併せ持つことでスクールソーシャルワーカーとしての活躍も期待されています。いじめや不登校、虐待など子どもを取り巻く課題について、児童相談所やカウンセラーなどと連携し、家庭や地域を支える役割を果たすのが、スクールソーシャルワーカーです。
Learning Points
学びのポイント
小学校教育を中心に、学校教育を学ぶ
小学校は、人間の成長と発達の基礎をつくる場です。この分野では、幅広い内容の授業や演習などを通して、学校教育の基本を学びます。小学校の先生に求められる、子どもの成長と発達に関する幅広い知識と、教育の基礎技能や実践力なども身につけます。
小学校の全教科を学ぶのですか?
1・2年次には小学校で指導する全教科の概要を、2・3年次には指導法を学びます。学習指導案を作成して行った「音の伝わり方」の模擬授業では、糸電話を使って授業を展開し、体験しながら学べる工夫をしました。
特別支援教育も学べますか?
発達障害の種類や症状に合わせて、各教科でどのような支援が必要なのかを学べます。また、特別支援学校で実習を行う「介護等体験」もあるため、実践を通して特別支援教育について学ぶ機会があります。
教育実践力や児童理解の力を修得する
授業づくりや学級づくり・評価制度について、教科教育法や教育実習などを通して、詳しく実践的に学んでいきます。子どもたち一人ひとりの成長と発達を支え、教え導けるような知識と技能を身につけ、笑顔あふれる子どもを育てる教師の力を育みます。
授業実践の練習をしていますか?
児童役と教員役に分かれて行う模擬授業をしています。指導案や教材作りから考え、授業後は良かった点や改善点について学生同士で議論。新たな視点や気づきが得られるので、成長にも繋がっています。
教育実習以外の実習はありますか?
特別支援学校と社会福祉施設等での「介護等体験」の実習があります。何でも援助するのではなく、一人ひとりに合わせた支援の仕方や関わり方がある事を学びました。小学校の現場でも必要な事だと感じました。
個別最適・協働的な学びの具体的方策を学ぶ
ICTの活用や国際理解教育・SDGsなど、これからの社会に求められる教育について学びを深めます。また、課題解決型学習やグループワークなどを体験し、個別最適・協働的な学びの良さを実感したり、授業での活用法を研究したりします。
ICTが苦手ですが、大丈夫ですか?
私もICT機器の操作は苦手ですが、授業では基礎から学べるので、ICTの利便性や面白さを体感できました。実際の小学校で導入しているアプリを使うので、教育実習でもここで得た知識や技術を活用できました。
コミュニケーション力は必要ですか?
小学校教員は、保護者や地域の方・同僚の先生など、さまざまな立場の方と関わる為、コミュニケーション力は必要です。私はボランティア活動を通して、幅広い年代の方とのコミュニケーション力を身につけました。
Student’s Voice
小学校教育分野の学生たちの声

小杉 琢真
子ども育成学部小学校教育分野 4年
同じ夢を持った仲間たちと、
支え合い、高め合える環境が良い。
子ども育成学部は、小学校教育だけでなく、幼児教育・保育、社会福祉など、さまざまな学びの選択肢があり、現場に立つ際もその幅広い経験が役立つと思ったからです。座学だけではなく対話的な学びの時間も多く、中でも模擬授業は人の前に立って話すという重要な力を養うための練習になります。とても緊張しますが、仲間や先生から評価してもらうことで、自分になかった考えや新しい学びを多く得ることができるので、毎回充実した時間を過ごしています。
