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2025.03.04 地域・社会

富山国際大学・亜細亜大学 合同フィールドワーク成果発表会『Z世代が考える五感の観光 in TATEYAMA 2024』を東京富山会館にて開催しました

富山国際大学現代社会学部の観光専攻・一井ゼミ3年生が、立山町において「五感を活用した観光」をテーマに亜細亜大学・経営学部ホスピタリティ・マネジメント学科の久保田ゼミ3年生とともに実施した合同フィールドワークの成果発表会を2月22日(土)、東京富山会館で開催しました。

従来の観光では、認知情報の約8~9割が由来すると言われる視覚が重視されてきました。しかし、それ以外の感覚を研ぎ澄ますことで富山県にある自然資源や文化資源を活用した新たな観光スタイルが創造できるのではないか、そのような問題関心の下で両大学の学生たちに五感を通じて富山の文化や自然を理解しながら観光振興プランの作成に挑戦してもらいました。

昨年、一昨年に続き、3回目となる今年度は「越中瀬戸焼」「立山信仰」の2つのテーマで3つのグループに分かれ、同じ内容のプログラムを体験してもらいながら各グループ独自のプランをプロデュースしてもらいました。

発表当日は、視覚に障害のある当事者の方や観光事業者の方をはじめ、富山県の魅力を首都圏で発信する日本橋とやま館の田﨑館長、『フォーブス・トラベルガイド』で9年連続、最高評価5つ星を獲得するパレスホテル東京の沖﨑取締役、今村支配人、そして共同研究者でもある全盲の文化人類学者の広瀬浩二郎先生にもご参加いただき、様々な観点から貴重なコメントをいただきました。

富山県の潜在的なコンテンツである「越中瀬戸焼」「立山信仰」に着目し、同世代の学生同士が約半年をかけて観光プランとして具体化する過程では多くの葛藤があったようですが、1つの目標に向かって取り組んできた本プロジェクトは学生たちにとって新たな気づきや学びにつながる貴重な経験になったようです。この経験が学生自身のさらなる成長につながってくれることを期待しています。

多大なるご協力をいただきました立山町や東京富山県人会連合会の皆様、日本橋とやま館の田﨑館長をはじめ成果発表会にご参加いただいた方々、その他、お世話になりました多くの関係者の方々にこの場をお借りし、厚く御礼申し上げます。

※当日の発表の様子は、北日本新聞・朝刊(2025年2月23日付)にも掲載されました。

【キャンピングカーとデジタルスタンプラリーを活用し、「日常を豊かにする旅」を提案するA班のプラン発表】

【「境界を超える交流」をテーマに越中瀬戸焼で五感を紡ぐ旅を提案するB班のプラン発表】

【「Enjoy Life」をキーワードに「擬死・再生・充電」をテーマとするC班のプラン発表】

【日本橋とやま館・田﨑館長からコメントをいただいている様子】

【全盲の文化人類学者・広瀬浩二郎先生による全ての成果発表に対する講評の様子】
※広瀬先生は、これまでの実践に対する功績により令和5年度・文化庁長官表彰を受けられました。

【最後は全てのグループが事業化も見据えた良いプランに仕上げてくれました。学生のみなさん、約半年間、本当にお疲れ様でした。】

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