2024.06.17
研究・授業
「環境デザイン実習」でスマートタウンを視察
地域資源の活用など、環境学の視点から行う実践的学びの一環として、環境デザイン専攻3年生前期の授業で「環境デザイン実習Ⅰ」が実施されています。
去る6月13日、スマートタウン(富山市豊田本町「富山市セーフ&環境スマートモデル街区整備事業」)を視察しました。この事業は、小学校跡地を交番、保育所、公民館、図書館等の公共施設と「質の高い生活環境」を提供する住宅街区公民連携により一体的に再開発した事業です。
初めに、富山市環境部環境政策課の方から富山市のSDGsに関する取り組みをお聞きしました(写真1)。その後、学生たちは、住宅街区において、太陽光発電パネル、蓄電池、エネファームなどの最新の省エネ住宅設備を持つスマートハウスを見学し、災害対策機能を備えたまちづくりについて理解しました(写真2)。そして、光ダクト照明(写真3)などの環境配慮型設備、非常時対応型電力供給、空気浄化緑化ユニット(写真4)など、実物の設備を手に触れて理解を深めました。