2024.02.28
公開講座
「教養特別講座」 が開講されました
2月19日から22日までの4日間にわたり、富山国際大学の集中講義「教養特別講座」が開講されました。この科目は大学コンソーシアム富山への提供科目でもあり、県内の大学生合計25人が受講しました。今回の講座は、富山駅前CiCビル5階の大学コンソーシアム富山にて、久々に対面での開講となりました。
計15回の授業内容としては、笑いの理論、漫才・落語・コントなどの日本の芸能、大阪の笑い、映画『男はつらいよ』、川柳などの魅力を、富山国際大学教員の大谷から解説し、さらには富山国際大学の複数の専任教員が、それぞれ自分の専門領域を生かして笑いを取り上げるという、大変興味深い授業となりました。
現代社会学部のパブリー先生は、外国人から見て理解できない日本のお笑い番組や、ウクライナのゼレンスキー大統領がコメディアンだった頃の話題について解説しました。同じく現代社会学部の豊岡先生からは、最新のデジタル技術を駆使しながら、科学的な視点や構造化という視点から、人間の笑いに関するさまざまな情報提供がありました。子ども育成学部の村上先生からは、福祉という視点から人間の笑いの重要性に関して、特に見方・考え方を変えることや他者とのつながりの大切さについての幅広い情報提供と解説がされました。
講座終了後の授業アンケートでは、授業に対する総合評価が4.4点(5点満点)と、高評価を得ることができました。熱心に受講してくれた学生の皆さん、また楽しい授業を展開してくれた富山国際大学の先生方に改めて感謝申し上げます。