新しい学びがスタート！富山国際大学が連合教職大学院に加わりました
令和6年1月23日(火）福井大学において、『福井大学大学院福井大学・岐阜聖徳学園大学・富山国際大学連合教職開発研究科に関する構成大学間協定』の調印式が行われました。
福井大学 上田 孝典 学長、岐阜聖徳学園大学 観山 正見 学長、本学の高木 利久 学長が協定書に署名し、協定を締結しました。これにより富山国際大学は、福井大学を基幹校とする連合教職大学院に加わり、大学院の機能を持つことになりました。
調印式では、高木学長から、『「連合教職開発研究科に関する構成大学間協定」に新たに加わることができたことで、本学の学生や富山県の教員の方が、連合開発研究科の特色である「学校拠点方式」による小・ 中・高・特別支援学校などの現場での学びを通じて教員としての実践力やマネジメント力、専門職としての技量を培う道を得ることができました。 教職に従事する方々の指導力、実践力、応用力の向上に貢献し、教育現場、中でも、富山県における 学校教育の課題解決に富山国際大学が少しでもお役に立てればと願っております。』と挨拶しました。
この大学院の大きな特徴は、「学校拠点方式」をとっていることです。大学を卒業した学生のみなさん（教員免許取得済み）は、長期インターンシップとして、学校現場で経験を積みながら学校課題の解決に取り組むことができます。また、現在学校現場で頑張っておられる先生方は勤務校を離れることなく働きながら、各自の学校課題や教育実践を大学院の学びとして深め、修士の学位を得てキャリアアップが図れます。さらに北は北海道から南は沖縄の宮古島まで日本全国の現場の先生方と協働的に学ぶことで広い視野と全国に仲間をもつことができます。
大学を卒業し、そのまま大学院に進路を進める学生のみなさんには、「授業研究・教職専門性開発コース」があります。現職の先生方には、「ミドルリーダー養成コース」と「学校改革マネジメントコース」の２つがあります。それぞれのニーズにあった学びが実現できます。富山国際大学は、呉羽キャンパスと勤務校や長期インターンシップ校を拠点として「学校課題についてもっと学びたい」と思う学生のみなさんや現職の先生方の学びをサポートしていきます。
詳しくは、以下にご連絡ください。
富山国際大学 子ども育成学部（呉羽キャンパス）
〒930-0196 富山市願海寺水口444
TEL：076-436-2570 E-mail：kurehac@tuins.ac.jp
現職の先生方には、2月に第２回の募集（2/15-21）があります。
「教職大学院の概要」（文部科学省）
近年の社会の大きな変動の中、様々な専門的職種や領域において、大学院段階で養成されるより高度な専門的職業能力を備えた人材が求められています。教員養成の分野についても、子供たちの学ぶ意欲の低下や社会意識・自立心の低下、社会性の不足、いじめや不登校などの深刻な状況など学校教育の抱える課題の複雑・多様化する中で、こうした変化や諸課題に対応しうる高度な専門性と豊かな人間性・社会性を備えた力量ある教員が求められてきています。このため、教員養成教育の改善・充実を図るべく、高度専門職業人養成としての教員養成に特化した専門職大学院としての枠組みとして「教職大学院」制度が創設されました。
