2023.12.18
学生の活躍
富山県成長戦略『ウェルビーイング』(well-being)に関する調査を実施しました
観光専攻(一井ゼミ)3年生6名が、今年度の「夢への架け橋助成事業」に採択され、富山県の成長戦略の中核である「ウェルビーイング」(well-beng)に関する実態調査を行っています。富山県は、このウェルビーイングを「収入や健康といった外形的な価値だけでなく、キャリアなど社会的な立場、周囲の人間関係や地域社会とのつながりなども含めて自分らしくいきいきと生きられること」と成長戦略の中で説明しています。
本学の「夢への架け橋助成事業」で採択された調査研究では、富山県独自の指標として策定された「ウェルビーイング」に社会的マイノリティの方々の声を反映させた提言を行うことを目的としています。
先月11月21日には、富山県知事政策局成長戦略室ウェルビーイング推進課の担当者の方より、富山県におけるウェルビーイングの現状や課題についてレクチャーいただき、その後、学生の立場から考えるウェルビーイングについて意見交換を行いました。また、11月24日には、富山県視覚障害者協会を訪問し、視覚に障害のある方々にご協力いただき、富山県のウェルビーイングに関するアンケート調査を実施しました。
今後は、LGBTQ+当事者の方々にもインタビュー調査を実施し、最終的にそれらのご意見を学生からの提言としてまとめ、富山県のウェルビーイング推進課にお伝えする予定です。
※ウェルビーイング推進課との意見交換の様子は、富山新聞・朝刊(2023年11月22日付)で紹介されました。