2023年度経営情報実習III(タイ研修)を実施しました
2023年9月3日(日)~9月11日(月)[8泊9日]の日程で、経営情報実習III(タイ研修)を経営情報専攻3年生8名と引率教員1名(計9名)により実施しました。
タイの大学2校を訪問する学術交流、タイに進出している富山県企業3社への企業訪問、アユタヤ世界遺産見学やリゾート地(パタヤ)観光など、盛りだくさんの内容で充実した研修を行うことができました。
チュラロンコン大学海洋学部・海洋資源研究所では、タイおよび周辺国の環境問題について同研究所本澤客員教授より講義を受けました。マイクロプラスチックやスマート漁業、海洋汚染や大気汚染の問題について学びました。
タイ日工業大学では、デジタルビジネスコースを見学させていただき、講義科目や就職に関する情報について、説明を受けた後、実際にソフトウェア操作を学んでいる教室に入らせていただき(写真)、授業を見学させていただきました。
施設には、企業広告などを制作するためのスタジオなどもあり、幅広くデジタル産業人材の教育に取り組んでいる様子が印象的でした。
バンコクから南東に約100km離れたチョンブリ県シラチャ地区にある、富山県に由来のある3社(トナミ タイランド社、アルコン社、タイクロタニ社)を訪問させていただき、タイで事業を行うことの意義、メリット、苦労話など、貴重なお話をうかがうことができました。
武内プレス工業株式会社(富山市)の海外関連会社であるアルコン社では、アルミ缶の製造工程等について説明を受けました。
黒谷株式会社(射水市)の現地法人タイクロタニ社では、タイにおける銅スクラップの回収事業および銅製品ビジネスについて講義を受けました。
トナミホールディングス株式会社(高岡市)の海外現地法人であるトナミ タイランド社/マハポーン トランスポート社では、グローバルな物流事業について講義を受けました。
また、タイ最大の国際貿易港レムチャバン港を見学させていただきました。
バンコクからおよそ80km北にある世界遺産・アユタヤを訪問しました。
ワット・プラ・シー・サンペット(アユタヤ)での記念撮影
東南アジア最大の都市バンコクの活気に触れ、グローバル経済に関する見識を深め、世界遺産(アユタヤ)やリゾート地での観光ビジネスの実際を知るなど、貴重な体験ができました。