TUINSからのお知らせ

　現代社会学部　川本研究室では、空き家を有効利用して、地域の活性化を目指している地域の人々と協働で「建設プロジェクト」を実施しています。これは、住環境デザイン分野における実践教育プログラムです。黒部市で行っている新しいプロジェクトを紹介します。
　空き家を利用してこどもの居場所「ニコニコ夢食堂」を作るこの活動は、7月下旬からスタートし8月いっぱいでプレオープンイベントが終了しました。この活動は、特定非営利活動法人教育研究所、地元黒部の設計事務所TOMORi、そして富山国際大学　川本研究室が協働で進めている事業で、国土交通省から空き家対策モデル事業として採択され進めています。
　プレオープンイベントでは、研究室の3年生が中心となり、活動の内容をSNSを用いて発信し（https://www.instagram.com/2525yume_kurobe/）、こどもたちやそのお母さんやお父さんとの意見交換も行ってくれました。研究室としては、単なる空き家リノベーションではなく、こどもたちとそのご家族と共に一緒に考えて造っていく、言わば「コーポラティブリノヴェーション」を目指しています。