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2023.06.26 地域・社会

ヤギによるキャンパス内除草を大規模化して再開

 去年実施したヤギによるキャンパス内除草を、規模を拡大して2023616日より再開しました。規模拡大の内容は、飼育方法の変更(柵による放牧)、期間の増加(5ヶ月)、飼育頭数の増加(2頭)の3点です。学生サークル「SDGs推進サークル」と環境デザイン専攻の学生が主体となり、富山市アグリサポートネットワークからヤギ2頭を借り受け日々の世話を行います。
 昨年度は、一頭のメスヤギの繋ぎ飼いにより、107日から1ヶ月間の飼育で、半径4.5mの円6個分の面積を除草することができました。学生にも人気で、アンケートによると95%以上の学生が好意的に受け止めていました。一方で、可動範囲の餌が無くなると杭を引き抜いて脱走してしまうことや、一頭でいることのストレス、サシバエによる吸血のストレスが課題でした。
 今年度は柵を設置し、小屋も大型化し、2頭で飼育することで、安定した飼育環境を用意するとともに、一時的に柵外で繋ぎ飼いすることで、除草機が入りにくい疎林内や斜面などの除草にも役立てることができるか検証していきます。サシバエの効果的な防除方法も探索します。

2022年度のメイちゃんはロープで繋いで飼う方法(除草前)

6日間の除草後の様子

2023年度は柵内で放し飼いをすることに。広さは約600㎡。

タロウ(3歳)とハナコ(3歳)

小屋に稲わらを敷いてもらいました。

広々とした柵の中で草を食べています。

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