2023.04.17
研究・授業
空き家のリノベーションによる実践教育プログラム(1)
現代社会学部川本研究室では、学生が社会に出たときに直接役に立つことをゼミ活動や卒業論文を通して経験してもらっています。地域の人々と空き家をリノベーションすることによって、地域活性化を図る実践教育プログラムです。これは建設プロジェクトであり、事業の企画から事業運営とその結果報告までを行います。このプロジェクトの一部もしくは全体を担当し報告書をまとめることによって多くのゼミの学生が卒業し、地域で活躍しています。
「中新湊プロジェクト」は2022年11月から調査が始まり、図面おこし、建物のインスペクションなどを行ってきました。このほど学生による「家財お持ち帰りイベント」(写真3)を実施しました。家財の処分は、空き家を有効利用するためには、避けて通れない工程です。我々は、空き家のみならず家財も有効利用することが環境によい行動だと考えています。午後からは「漆喰塗り体験会」(写真4、写真5)も行いました。
学生は、周辺地区にパンフレット(写真1、写真2)を投函するとともに、SNSを用いてイベントの案内を行いました。また、北陸中日新聞(2023年4月14日)、北日本新聞(2023年4月16日)に取り上げていただきました。