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2022.12.19 地域・社会

第3弾「ご当地×SDGs」産学連携プロジェクト オリジナル記念品が完成しました

 2022年12月14日(水)トヨタカローラ富山㈱本店にて、「ご当地×SDGs」産学連携プロ
ジェクトの完成報告発表会が行われ、「県内産ガラス」と「ひみ里山杉」を使用した「オ
リジナルフォトフレーム」を黒澤社長に納品しました。

 当プロジェクトは、富山県の大切な資源を再発見し、新たな商品・サービスを開発する
ことで地域活性化を目指す連携事業で、ご当地という視点とSDGsを意識した商品の開発を
目的としています。第3弾となる今年度は、㈱デンソーソリューション北陸支店様の企画
協力の下、本学の学生が地元企業である三芝硝材㈱様と岸田木材㈱様と連携し、自動車の
成約記念のノベルティグッズを作成しました。
車との思い出を写真に残して飾ってほしい、ガラスの街とやまをアピールしたい、とい
う思いが「ガラスのフォトフレーム」という着想に繋がりましたが、廃ガラスの活用、規
格外木材の活用といったCO2排出削減に配慮するなどのSDGsの視点も意識し、商品を開発し
てきました。
 プロジェクトは、5月にスタートし、約8カ月かけて納品となりましたが、商品開発だけ
ではなく、事前調査→商品企画→商品開発→事後調査の一連の流れを学生主体で実施するこ
とで、実践的な学びの機会となりました。店舗で事前のアンケート調査も実施し、顧客の
ニーズの分析にも新たに取り組みました。また、illustratorを用いて、学生たちで本格
的なデザインの作成にも挑戦しました。フレームデザインは「カローラ」の意味である「
花冠」をイメージし、花は17色のSDGsカラーでガラスアートのように仕上げました。外箱
のデザインも手掛け、ガラスと木材のコラボによる商品であることをアピールする、カロ
ーラの花が満開に咲いた木をモチーフとしたシールも作成しました。
 参加学生からは、「企業間の連絡・企業訪問を含め、大変貴重な経験をさせていただい
た。プロジェクトメンバーや企業様の助けもあり、価値ある商品が作成できたと思う。こ
の活動を通して、産業廃棄物の可能性を多くの企業に知ってもらうと同時に、環境に配慮
した製品を多くの企業で推進してほしい」「SDGsを上手く組み合わせたデザインを作成す
るのに難しさを感じたが、何度もロゴデザインのパターンを考え、沢山の思いを込めたロ
ゴを作成することができた。フォトフレームを通じて、車を購入していただいたお客様の
思い出が良いものになってほしい」といった意見がありました。

 プロジェクトを通し、学生たちは実務の厳しさや難しさを感じると同時に、自分たちで
企画した商品を完成させる喜び・やりがいも感じることができ、学内では得ることができ
ない貴重な経験を積むことができたと思います。
関係者各位におかれましては、ご指導、ご協力いただきましたこと、心よりお礼申し上
げます。

本プロジェクトの詳細については、トヨタカローラ富山㈱様の下記HPより閲覧できます。
https://toyama.corolla-dealer.jp/j-box/sanngaku/SDGs03

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