2022.11.01
図書館
教員選書企画『絵本作家・五味太郎の世界』がいよいよスタートします!
本学図書館では、11月より現代社会学部の教員による選書企画『図書館は教養の宝石箱』を開催します。今月は、観光専攻の一井崇先生による選書企画『絵本作家・五味太郎の世界』です。是非、手に取って絵本作家・五味太郎さんの世界を存分に味わってみてください。
(企画担当:一井先生のコメント)
「きんぎょがにげた」「みんなうんち」などのミリオンセラーをはじめ、出版した絵本は400冊以上。日本を代表する絵本作家の五味太郎さんは、自らが感じた“違和感”をもとに絵本を描いてきたそうです。コロナ禍に際しては「本当にコロナ前に戻りたい?」と新聞記事で問いかけ、大きな注目を集めました。その真意とは一体何なのでしょうか?そして、五味太郎さんは、これまでどのような思いで絵本を描き、著書を執筆してきたのか?「テーマをもって絵本を描かない」「予定調和はつまらない」という彼が、これまで出版してきた数々の絵本や著書には、新たな社会をデザインするためのヒントが隠されているような気がします。それを楽しみながら読み解いてもらえれば…という思いで企画しました。