2022.10.18
地域・社会
ヤギによるキャンパス内除草の試験を実施
緑豊かな東黒牧キャンパスで学生生活を快適に過ごしてもらうために、雪の無い時期は毎日のように機械を使った除草が行われています。除草をすることで、清々しい空間を維持するだけでなく、病害虫や野生動物の侵入も防ぐことにつながります。
この除草をヤギにやってもらうことは可能かどうか、本学のSDGs推進サークルが2021年10月から検討を重ねてきました。2022年7月にサークル有志と環境デザイン専攻繁宮ゼミ有志によりヤギ部(4年生2名、3年生4名)が結成され、このたび、富山市上滝の上滝農場よりヤギの「メイちゃん」(メス)を借り受けることになりました。受入日の10月7日には新聞二紙の取材も受け、休日も欠かさず健康状態のチェックや水の用意、小屋の掃除を行い、SNSを使って情報共有と意見交換を行っています。11月7日までの一ヶ月間、飼育法を改善しながら除草量の測定を行い、除草効率を明らかにしていきます。
キャンパスを歩く学生が「メェ〜」と呼びかけられたり、授業中にも鳴き声が聞こえてきたりして、除草とともに学生や教員を和ませる役目も果たしているようです。
対応するSDGs:15 陸の豊かさも守ろう