2022.08.19
学生の活躍
本学子ども育成学部生が認知症の高齢者を保護 高岡署から感謝状
2022年8月17日、本学子ども育成学部2年の河岸祐夏さんと熊膳悠さんが、行方不明の高齢者を保護したとして、高岡署から感謝状をいただきました。
2人は8月8日夕方、小杉駅前のバス停で女性に富山駅への道順を尋ねられ、バスに同乗しましたが、女性が2人と一緒に本学呉羽キャンパス近くのバス停で降りたため、認知症を疑い、河岸さんがキャンパス内で女性に付き添う間、熊膳さんは介護支援専門員の本学同学部の相山馨教授に協力を求め、その後、家族に連絡を取りました。
高岡署員の方から「本人が無事に家族のもとに戻ることができたのは、2人の学生さんの素晴らしい対応があればこそのことであり、心から感謝したい」との言葉をいただきました。高岡署長から感謝状を受けた社会福祉士を目指す河岸さんは「女性が無事に家族の元に戻れてうれしかった。大学での学びが実践に結び付いた」、小学校教諭を目指す熊膳さんは「体が自然に動いた。困っている人がいたら積極的に声をかける大切さを子どもたちにも伝えたい」と笑顔で話しました。