アカデミック・インターンシップで高校生が大学の学び体験
富山国際大学では、高校生が大学等での学びを体験する富山県委託事業「富山型キャリア教育充実事業 社会へ羽ばたく『17歳の挑戦』アカデミック・インターンシップ事業」を実施しました。
現代社会学部では、2022年8月9日(火)東黒牧キャンパスで「英語で学ぶ異文化理解」をテーマに、英語国際キャリア専攻の教員3人が「異文化理解:ことばからのアプローチ」「ヨーロッパの文化と英語」「英米児童文学の中の“日本人”」のテーマでそれぞれ講義を行いました。参加したのは県内の高校生10名で、高校生らは、多国籍の教員たちとのやり取りを通じて深い学びに触れ、探究心を深めていました。
また講義の合間には、本学の1、2年生が加わっての英語アクティビティの時間を設定。冒頭、米国、オーストラリア、カナダなどへの海外留学を間近に控えた2年生たちが、意欲的な自己紹介を行い、場を盛り上げました。在学生が腕によりをかけて作った英語による連想ゲームや、映画の英語タイトル当てクイズでは、誤答を引き出そうという苦心の跡がうかがえるユーモラスな内容に笑い声が絶えませんでした。
子ども育成学部では、2022年8月23日(火)呉羽キャンパスで「小学校の先生ってどんな仕事?~実際の授業づくりを通してその楽しさを体験しよう!~」をテーマに、子ども育成学部の教員4名が「国際大学の教員養成」「先生になって国語の授業づくりを体験しよう」「もの作りをとおして、理科の教材研究をしよう」「子どもが楽しく取り組む体育の授業を考えよう」「プログラミング教育を体験しよう」の講義を行いました。参加したのは県内の高校生13名で、国語や体育の授業について考えたり、理科のモノづくりで望遠鏡を作ったりしました。また、プログラムで動くゴルフボールも体験しました。
感想には「全体的に体験型の授業だったため楽しかった。その中でも特に体育とプログラミングの授業が印象に残った。」「高校生になってからこんなに楽しい授業を受けたのは初めてでした。大学の私立受験の時は国際大を目指したいと思うくらいでした。」と、体験を通して学びが深まり、楽しく笑顔で活動を終えることができました。
今回のアカデミック・インターンシップをとおして、大学での学びが社会に繋がるものであることをご理解いただき、今後の学習や進路考察の一助となることを祈念いたしております。