2022.06.27
研究・授業
「環境デザイン実習」でスマートタウンを視察
地域資源の活用など、環境学の視点からの実践的学びの一環として、環境デザイン専攻3年生前期に「環境デザイン実習」が実施されています。昨年はCOVID-19の関係で、実施できなかったスマートタウン(富山市豊田本町「富山市セーフ&環境スマートモデル街区整備事業」)の視察を6月23日に実施しました。この事業は、小学校跡地を交番、保育所、公民館、図書館等の公共施設と「質の高い生活環境」を提供する住宅街区公民連携により一体的に再開発した事業です。
初めに、富山市環境部環境政策課の方から富山市のSDGsに関する取り組みをお聞きしました(写真1)。その後、学生たちは、住宅街区において、太陽光発電パネル、蓄電池、エネファームなどの最新の省エネ住宅設備を持つスマートハウスを見学し、災害対策機能を備えたまちづくりについて理解しました(写真2)。そして、多くの環境配慮型設備、非常時対応型電力供給、空気浄化緑化ユニットなど実物の設備を手に触れて理解を深めました(写真3、写真4)。