2021.12.23
国際交流
留学生が日中大学生スピーチ交流会で活躍
11月27日(水)、現代社会学部3年の中国人留学生・賈子卿さん(観光専攻)が、公益財団法人 日本中国友好協会主催の「日中大学生スピーチ交流会」で第3位に選ばれました。
東京都港区で開かれた交流会では、全国から応募した230人の中から選ばれた日中の大学生計30人が、日本人は中国語、中国人は日本語で「大学生の考えるSDGs」というテーマで約5分間のスピーチを行いました。
賈さんは「ジェンダー平等」を取り上げ、若い女性がSNSを通じて理想化された美しさにとらわれるあまり、自分に自信を失っている状況を取り上げ、「ありのままを受け入れる」ことの大切さを訴えて参加者の共感を得ました。
スピーチは日本人・中国人が2人1組のペアとなり行われました。
賈さんは和歌山県から参加した女子大生とペアを組みました。二人ともジェンダー平等をテーマにしていたこともあり、事前に約2か月間、オンラインで互いの話す内容について意見交換を重ね、予行演習をしたりして本番当日を迎えました。そして、無事スピーチを終えた後は、「とても楽しく、有意義な時間を過ごした」と語っていました。
採点は、参加者が互いに1~5点で評価をつける形式で行われ、その結果、賈さんは見事3位に。
賈さんは「スピーチする前はまったく自信がなかったけれど、終わった後、参加者が口々に『よかった』『共感した』と言ってくれて、感激しました」と話していました。
参加者は、コンテスト終了後に開かれた懇親会で語り合い、日中の友好を更に深め、大いに実りある交流会となりました。