2021.12.06
地域・社会
黒部市下立地区の「ジオサイト保護・活用事業」に参画
2021年度から始まった黒部市宇奈月町下立(おりたて)地区での住民参加型地域連携事業「下立ジオサイト保護・活用事業」に観光専攻の助重ゼミ3年生が参画しています。この事業は、下立地区にある「下立の大理石」をはじめとする地域資源を保護・活用しながら、地域活性化に結びつけることを目指すもので、宇奈月下立財産区、下立自治振興会、下立公民館、(一社)立山黒部ジオパーク協会、富山国際大学現代社会学部助重研究室、黒部市教育委員会などが共同で実施しています。
助重ゼミ生は6月15日に現地の予察調査を行い、ゼミの時間にも黒部市の教育委員会や地域おこし協力隊の方々とオンラインで打ち合わせを行いました。9月下旬には住民へのアンケートを実施しました。11月6日には「道の駅うなづき」に来訪した観光客へのアンケートを行うとともに、下立公民館でのワークショップに参加して「住民が誇れる地域資源」などについて住民の方々と話し合い、ゼミ生が発表しました(写真)。
今後、ゼミでは住民および観光客へのアンケートをとりまとめ、2022年2月下旬には現地で成果発表を行う予定です。この事業は2023年度まで3年間にわたり実施される予定です。今年度の成果を来年度以降のゼミ生も受け継ぎ、住民にも外来者にも喜ばれる地域づくりを目指します。