本学学生が富山県青年議会本会議・閉会式に臨みました
2021年11月12日(金)、富山県議会議事堂本会議場で第65回富山県青年議会の本会議・閉会式が開かれました。
新型コロナウイルスまん延の影響により、第64回議会は中止となったので、今回が2年ぶりの開会となります。
今年度の議会には、本学から両学部合わせて14名の議員が推薦され、全員が5つの各常任委員会に所属し、7月2日(金)の開会式から本会議まで、コロナ後の県政を見据えて各々の役割を果たしてくれました。
現代社会学部からは、青木有希さん、一井明日香さん、金城春香さん、久野有衣香さん、高森芽生さん、中田弘真さん、前田優生さん、益山理紗さん、矢内千尋さん、渡辺真梨華さんの10名、子ども育成学部からは、金山すずなさん、竹田理奈さん、中田大翔さん、西川颯馬さんの4名(いずれも順不同)が参加し、県内大学では最多の議員数となりました。
コロナ禍のため、対面での学習会がなかなか実現できず、本来、個別の内容をより詳細・具体的に詰めていけたところですが、それでも所属委員会ごとにSNS等を駆使し、若者らしい提案につなげてくれました。
第2回合同学習会、県庁関係課レクチャーではコロナ禍を逆手に取り、新しいアイデアとして、オンラインを用いて開催しました。学生たちは普段の手慣れた対応で進行し、明確な意見を持ちながら、県議会議員の諸先生方や県庁職員の皆さんに対して、若々しく堂々と質問し、独自の考えや要望を述べていたとのことです。
今回の本会議では、益山理紗さんが県土整備農林水産委員会を代表し、農業基盤整備の促進策について、青年議会に初めて参加する新田八朗知事に対し、鋭く切り込む質問を見せました。
【益山理紗さん(県土整備農林水産委員会)による代表質問と新田八朗知事の答弁】
また、中田弘真さん(教育警務委員会)、金山すずなさん(同)、高森芽生さん(厚生環境委員会)がそれぞれ一般質問を行い、県関係部局次長から県政関係の細かな答弁があり、活発な議論が展開されました。
【中田弘真さん(教育警務委員会)による一般質問と県関係部局次長による答弁】
【金山ずずなさん(教育警務委員会)による一般質問と県関係部局次長による答弁】
【高森芽生さん(厚生環境委員会)による一般質問と県関係部局次長による答弁】
代表・一般質問や県政研究議案の報告を経て、本会議は大いに盛り上がりを見せたところです。
【白熱した本会議の模様】
【本会議を終え、閉会式の前に記念撮影(現代社会学部経営情報専攻の青年議員たち】
富山県青年議会は、富山県、富山県教育委員会、富山県青年議会実行委員会の主催、北日本新聞社の共催により、毎年、18~40歳の40名の青年議員を県内各所から募集し、実施されています。各議員のバックグラウンドや職業は幅広く多岐にわたり、毎回、青年ならではの視点から発見した諸問題について調査し、議論や提案を積み重ね、その結果を県政に反映させてきました。
今回参加した学生たちが、この貴重な経験を人生の糧とし、地域や職場など場所や規模の大小を問わず、コミュニティのリーダーとして活躍することを、本学一同大いに期待しています。