2021.09.22
イベント報告
富山国際大学情報シンポジウム「地域におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に向けて」を開催しました
9月18日(土)に、富山国際大学情報シンポジウム「地域におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展に向けて」を開催しました。
開催日近くまで新型コロナウイルスまん延防止措置がとられていたため、オンラインだけでの開催となりました。会社員・公務員・学生など、約70名にご参加頂きました。東京都・神奈川県・石川県などからも参加者がありました。
シンポジウムではまず、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)社会基盤センター参事兼DX推進部長の境真良氏に基調講演をして頂きました。「DXについての企業の現状と国の取り組み(推進事業)の紹介」と題された講演で、境氏は国のDX推進政策を紹介された後、今後は「DXし続ける企業」を支援していきたいと語られました。
続いて、株式会社 笑農和 代表取締役 下村 豪徳氏に「農業DXと農業の未来 ~現場目線のテクノロジー活用~」と題した講演をして頂きました。下村氏は、スマート農業・農業DXの概念と必要性を語られた後、水田の水管理を行うためのIoT水門「paditch」(パディッチ)を紹介されました。
最後に、本学現代社会学部の上坂博亨教授を交えたパネル討論が行われました。パネル討論では、質問投稿サイトを利用してオンライン参加者から14件の質問が寄せられ、パネリストの方々はそれらに丁寧に回答されていました。
基調講演をして頂きました境様、講演をして頂きました下村様、そして参加して頂いた全ての方々に感謝申し上げます。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)社会基盤センター参事兼DX推進部長 境氏の基調講演
本学現代社会学部の上坂博亨教授による本学の取組み紹介(パネル討論時)