泥に親しんだ交流体験活動[子ども育成学部]
2021(令和3)年5月19日(水)午後、射水市立新湊南部中学校の3年生71人と子ども育成学部の学生6名が、中学校の隣にある学校田で田植えを行いました。地元住民・ボランティアら9人の手ほどきを受けながら、素足で田んぼに入り、昔の農具「ころがし」を使って目印を付け、「コシヒカリ」と「もち米」の苗を丁寧に植えました。学生との交流により、3年生全員が田植え体験をすることができました。
学生達は、田植えを通じて農作物を育てる苦労と中学生との交流を味わっていました。
感想
❑ 私も初めての田植え体験だったので中学生と同じような感覚で楽しんでいました。たくさんの苗を植えることができました。中学生は汚れることに抵抗を持たず無邪気に楽しんでいて、先生との距離も近く、生徒同士の交流も多くとても仲の良い印象でした。中学校の先生の魅力を感じました。
❑ 先生が生徒と一緒に活動に参加することの大切さを知りました。先生が率先して田んぼに入り、それを見た生徒たちも次々に田んぼに入っていく様子を見ました。生徒にとって少し抵抗がある活動でも、教師が率先して活動することが安心感や「自分もやってみよう」という気持ちにさせていると感じました。私も教師になったら率先して行動して、子供たちと一緒に活動を楽しんでいきたいです。
❑ 田植えは初めてで不安でしたが、田んぼに入ってからは、楽しく活動することができました。お米の大切さを学ぶためには、実際に手で田植えをすることが一番だと感じました。自分が指導の立場になっても、児童にお米の大切さを伝えていきたいと思います。体験できたことを忘れずに、生かしていきたいと思います。中学生徒の実態も見ることができたので良かったです。自分たちが植えた稲が収穫できる時を楽しみにしています。
❑ ワクワクした気持ちで臨みました。学んだことが2つあります。1つ目は、教師も体験を楽しむことです。子供と同じ目線に立つことが大切だと思いました。2つ目は、子供たち全員が体験をすることの大切さです。自然体験が減っている現代で、実際に田んぼに入らなければ分からないこと感じられないことは、米作りや感謝の気持ちなどに繋がると思います。中学生と関わることができ良い経験になりました。
さらに、2021(令和3)年6月11日(金)午後、射水市立新湊南部中学校の1年生74人と子ども育成学部の学生15名が、中学校の隣にある畑でさつまいもの苗植えを行いました。地元住民・ボランティアら4人の手ほどきを受けながら、鍬で土を耕し、畝づくりをし、マルチシートをかぶせ、中学生と共に和やかに「さつまいも」の苗を丁寧に植えることができました。学生達は、畝づくりや苗植えを通じて農作物を育てる苦労を味わっていました。
感想
❏ 貴重な農業体験をありがとうございました。とても楽しい時間を過ごすことができました。来年も是非よろしくお願い致します。
❏ 畑を耕すことは何回かやったことがあるのですが、実際に今日やってみて、うまくできず難しいと思いました。しかし、このような体験は普段あまりできるものではないので、鍬を使うことの難しさを感じたり、マルチをかぶせるときに空気を入れないようにするにはどうするかなど考えたりすることができ良い体験になりました。中学生にとっても、土と触れ合うことができ、良い経験になるのではないかと思いました。
❏ 自然と戯れる活動はとても楽しく、中学生との関わりは初めてでとても刺激的な体験でした。参加して爽快感と達成感を味わうことが出来ました。また機会があれば是非参加したいです。
❏ 農業体験に参加し、過酷な作業であると同時にやりがいを体感しました。こういった体験は、日頃の食への感謝を感じるきっかけになると思いました。慣れない作業に戸惑うこともありましたが、先生方やゼミの仲間たちと一緒に作業することで、充実感を感じることができました。
文責 辻井