2020.12.03
研究・授業
「北日本新聞連携講座」開催
富山国際大生の「考える力」を底上げする「北日本新聞連携講座」が、東黒牧キャンパスで始まり、初回の12月1日には23人が参加しました。
北日本新聞の記事を教材に行うこの講座は、教養演習の特別講義にあたり、現代社会学部の一年次生が少人数に分かれて受講します。北日本新聞社読者局次長の黒田哲也さんを講師に迎えるのは今年で2回目です。
黒田さんは冒頭、世界数十か国で受験される「国際学習到達度調査」(PISA)で、日本の高校生の読解力がかなり弱いことを指摘。学生たちに「未来を担う皆さんには、『設問を読み取る力』『考えをまとめる力』『自分の言葉で伝える力』が必要だ」と語りました。
三つのゼミから図書館に集まった学生たちは、黒田さんが用意した新聞記事を読んだ上で、「デマ拡散や誹謗中傷といったネット社会の課題に対し、どう対応すべきか」というテーマをグループで話し、発表を行いました。
この講義は、同月8日、15日、22日にも行われます。