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TUINSからのお知らせ

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2020.11.23 公開講座

第4回『TUINS Book Cafe』を開催しました!

 『TUINS Book Cafe』とは教員がカフェ・オーナーとなり、教員自身が「学生時代に読んでおいてよかった!」「この本を読んで人生が変わった!」…など「とっておきの1冊」を選び学生の皆さんに紹介するという企画です。

 114()に開催された第4回『TUINS Book Cafe』では、英語国際キャリア専攻の渡部恵子先生をカフェ・オーナーに迎え、選書である『さよならのあとで』(詩:ヘンリー・スコット・ホランド、絵:高橋和江)をご紹介いただきました。

 この詩は、大切な人との別れを経験した人に薦めたいほど中身も作りもすばらしいというもので、出版元である夏葉社の社長さんは、この本をどうしても世に出したくて会社を作られたそうです。渡部先生は、前職である読売新聞記者時代に「死を子どもと考える」というテーマで同著を含めた書評を記事にしておられます(読売新聞201924日夕刊)。※詳しくは、本学の図書館WEBサイト・外部データベース・リンク集『ヨミダス歴史館』からキーワード検索できます。

 参加した学生からは、「死に対する漠然とした暗いイメージから、少し考え方が変わった気がする」「著書ではなく、『詩』の紹介というテーマに惹かれて参加した」などの感想が聞かれました。

 渡部先生の書評には、「死をテーマにした絵本は、思いのほか多い。それは、死が人間にとって幼児から抱え続ける永遠の謎だからかもしれない」とありました。自分自身がどのような死を迎えるのか、身近な人の死をどのように受け止めるのか、幼い頃から「死」について考えることは決してネガティブなことではなく、むしろ「生」にきちんと向き合うことにつながるのではないか、そんな風に改めて死と生について考える良い機会となりました。

次回は、1118()13001400に第5回として経営情報専攻の伊藤葵先生をカフェ・オーナーに迎え、「『かっこいい生き方』って何だろうと模索していた学生時代、私の価値観の形成に大きく影響を与えた一冊」として選書いただいた『ぼくは勉強ができない』(山田詠美著)をご紹介いただきます。学生の皆さんは対面(402教室)の他、Zoomでも参加OK(教務課前にQRコード掲示)ですので、是非アクセスしてみてください。

(文責/一井崇・観光専攻)

渡部先生のレクチャーの様子

【渡部先生のレクチャーの様子】

 

教室前のカフェの看板

【教室前のカフェの看板】

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