第3回『TUINS Book Cafe』を開催しました!
『TUINS Book Cafe』とは教員がカフェ・オーナーとなり、教員自身が「学生時代に読んでおいてよかった!」「この本を読んで人生が変わった!」…など「とっておきの1冊」を選び学生の皆さんに紹介するという企画です。
10月28日(水)に開催された第3回『TUINS Book Cafe』では、観光専攻の佐藤悦夫先生をカフェ・オーナーに迎え、選書である『コロンブス航海誌』(青木康征 訳)をご紹介いただきました。
同著は、コロンブスが新大陸を発見した1492年当時の航海の様子などが生々しく記述されている航海誌を翻訳したもので、オーナーの佐藤先生も若い頃に感銘を受けたそうです。
参加した学生からは、「表面的な内容とは異なり、より詳細な話が聞けて貴重な時間だった」「授業では聞けないことが聞けて楽しかった」「黒板やデータなどを使っていて分かりやすかった」などの感想が聞かれました。
新大陸からヨーロッパにもたらされた金や銀などの莫大な富が、その後のヨーロッパ繁栄につながっただけでなく、1492年のコロンブスの航海を通じてもたらされた先住民に関する情報が、その後のヨーロッパにおける先住民の認識に強い影響を与えたそうです。未知なる航海、そして新大陸の発見という壮大なドラマの影に歴史の真相があることを物語る貴重な資料の重要性に改めて気づかされました。
偶然にも、本日より読書週間(11月9日まで)がスタートしました。秋の夜長に壮大な歴史ロマンに是非、挑戦してみてはいかがでしょうか。
次回は、11月4日(水)13:00~14:00に第4回として英語国際キャリア専攻の渡部恵子先生をカフェ・オーナーに迎え、出版元の社長が、『この本をどうしても世に出したくて会社を作った』というほど中身もつくりも素晴らしいと絶賛の『さよならのあとで』(ヘンリー・スコット・ホランド:詩、高橋和江:絵)をご紹介いただきます。学生の皆さんは対面(402教室)の他、Zoomでも参加OK(教務課前にQRコード掲示)ですので、是非アクセスしてみてください。 |
(文責/一井崇・観光専攻)