TUINSからのお知らせ

　2020年10月19日、現代社会学部「情報科学概論」の授業として、NEC AI・アナリティクス事業部シニアデータアナリストの本橋洋介氏から「データサイエンス・AIの動向と産業応用事例」と題した講義を受けました。「AIとは何か」の説明と最近の技術動向の説明からはじめて、NECによる様々な事例について動画も使いながらわかりやすく説明して頂きました。コンビニや決済サービスでの顔認証技術の活用、ブランドシール貼り業務効率化、魚体検知、道路のひび割れ検知、需要予測、営業支援、株式不正取引検出、脳血管疾患発症・重症化リスク予測、など多様な産業応用事例をご紹介頂きました。

　学生からは、「ターミネーターのようなAIの反乱はあり得ると思いますか」、「AIが発達すると人間の仕事はさらに減りますか？」、「今からAIを作りたいと思ったら何から始めれば良いですか？」などの質問が多数出されました。本橋氏はそれらに丁寧に回答されました。

　学生の受講報告には、「将来AIが自分たちの生活に深く関わってくることがよくわかった」、「AIに関する知識をもっと増やしたい」、「大学で統計学やパソコンの勉強を頑張りたい」などの記述があり、本橋氏から多くの刺激を受けたことがうかがわれました。  

（文責： 新森昭宏）