2020.10.17
研究・授業
「環境デザイン実習」でスマートタウンを視察
地域資源の活用など、環境の視点からの実践的学びの一環として、環境デザイン専攻3年生前期に「環境デザイン実習」が実施されています。今年はCOVID-19の影響で、スケジュールを変更し、10月13日、富山市豊田本町の「富山市セーフ&環境スマートモデル街区整備事業」を視察しました。この事業は、小学校跡地を交番、保育所、公民館、図書館等の公共施設と「質の高い生活環境」を提供する住宅街区公民連携により一体的に再開発したものです。
学生たちは、住宅街区において、太陽光発電パネル、蓄電池、エネファームなどの最新の省エネ住宅設備を持つスマートハウス(写真1)を見学し、災害対策機能(写真2)を備えたまちづくりについて理解しました。また、隣接の公共施設では、市の職員から、この「セーフ&環境スマートモデル街区整備事業」の概要説明を受け、富山市のSDGsに関する取り組みについて理解を深めました(写真3)。また、環境配慮型設備、非常時対応型電力供給、空気浄化緑化ユニットなど実物の設備を見せていただき、大学での講義と今回の視察が有機的につながったと思います。(写真4)。
(川本)